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なんだか巻を重ねるごとに劉備が嫌になる「三国志」。
なんで皆がそんなに慕っているのかさっぱり分からん…
美少年を養子に迎えるとか、なんか俗物っぽい気がするんですがねぇ。
この巻ではやっとこさ諸葛孔明が登場したので、ちょっと興奮!
劉備の居所をしった関羽が、曹操の元より逃げるところから始まる。
張飛とも出会い、やがて三人は再会するのだった。
袁紹は曹操に敗れる。
孫策は病で亡くなり、その弟孫権がトップになる。それを支えるのが諸葛孔明の兄。
劉備は袁紹から逃れ、同じ劉氏の劉表の元へ身を寄せる。
そこでまず徐庶を手に入れるが、曹操にまんまとおびき寄せられた徐庶は、劉備と別れることになる。その時に置き土産として残した名前が諸葛孔明だったのだ。
有名な三顧の礼を尽くしてから、諸葛孔明は劉備の配下に入る。
それに張飛や関羽は面白くない想いをするものの、諸葛孔明の采配で曹操の軍に打ち勝っていく。
とやっとこさ有名な「赤壁の戦い」が始まるのだった。
吉川英治 「三国志(四)」 1989年 講談社
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